内容説明
ヨーロッパという文脈の中でオランダ語のもつ特性と、中世初期から今日まで小さかざる役割を果たしてきた言語の通時的道筋を具体的なテキストを用い、実証的に解き明かした一冊。
-目次-
はじめに | |
第1章 文化詩的側面 | |
第1節 | ゲルマン人とキリスト教 |
第2節 | ベルギーの言語境界線 -ゲルマンとラテンの間で- |
第2章 言語史的側面 | |
第1節 | フランク語とサクソン語 -フランク語・サクソン語・フリジア語の複合体としてのオランダ語- |
第2節 | 中世オランダ語 |
補章 | |
蘭語・フリジア語・英語・ドイツ語 表現集 |