内容説明
未開の分野ウラル語の統語論の解説書。格とその体系、文の種類、文の文法的カテゴリー、準動詞の用法、単文内の構造、形容詞と後置詞、語順、重文と複文よりなる。英文要約、参照文献、英文目次つき。
－目次－
| はしがき 序説 ウラル語比較統語論 1.ウラル語の統語論 2.印欧語比較文法の統語研究 3.ウラル語比較統語の研究方法 |
| 第1章 格とその体系 |
| 0.格体系 1.フィン系諸語 2.ボグル語 3.サモエード系諸語 4.まとめ |
| 第2章 文の種類 |
| 1.平叙文 2.否定文 3.疑問文 |
| 第3章 文の文法的カテゴリー |
| 1.動詞の時制と相 2.対象活用 3.動詞の態 4.法表現 |
| 第4章 準動詞の用法 |
| 1.不定詞 2.分詞 3.副動詞 |
| 第5章 単文内の構造 |
| 1.所有構造 2.知覚構造 |
| 第6章 形容詞と後置詞 |
| 1.形容詞の用法 2.後置詞 |
| 第7章 語順 |
| 1.諸言語の語順 2.チェレミス語とボチャーク語の語順 3.オビ・ウゴル語の語順 4.サモエード語の語順 5.まとめ |
| 第8章 重文と複文 |
| 1.複文と従位接続詞 2.名詞節と形容詞節および同位接続詞 |
| 英文要約 参考文献 英文目次 |
