内容説明
エスペラントとは各国の人々が国際生活の面で、平等に話しあうために創案された国際共通語である。本書はその歴史、現状、ことばの輪郭を随筆風にのべた肩のこらない入門書。
-目次-
第一部 | 国際語エスペラントの話 |
1. | 国際会議と言葉の壁 |
2. | エスペラント創案者―ザメンホフの生涯 |
3. | エスペラント文学小史 |
4. | エスペラント運動の組織 |
5. | エスペラントの教育的価値 |
第二部 | エスペラントの輪郭 |
1. | 発音と文字―日本人にやさしい |
2. | 語原―ラテン系が多い |
3. | 話の構造―語尾で品種の見わけがつく |
4. | 名詞―二つの格がある |
5. | 形容詞―名詞に数・格が一致する |
6. | 動詞―数・人称による変化はない |
7. | 副詞―語尾のあるものと、ないもの |
8. | 分詞―六コの接頭辞で |
9. | 文の構造―日本語のように弾力がある |
10. | 冠詞―不定冠詞はない |
11. | 数詞―数の組み合わせは日本語と同じ |
12. | 人称代名詞―英語にはないものがある |
13. | 前置詞―用法はエスペラント独特 |
14. | 接続詞―用法は大体英語に似ている |
15. | 相関語―意味と形との関係がはっきりしている |
16. | 比較法―pli,plejの一本やり |